【活動報告】令和7年度定時社員総会
一般社団法人首都圏エクステリア協会は、令和7年7月1日(火)、東京都四ツ谷の主婦会館プラザエフにて、令和7年度定時社員総会を開催いたしました。
続いて、以下の報告および審議が行われました。
・資格講習部会、ブロック診断部会、総務・広報部会による令和6年度事業報告
・令和6年度の収支決算報告と、麻生監事による監査報告
・各部会の令和7年度事業計画案の発表
・令和7年度事業予算案の発表
各議案については、すべて原案通り可決されました。
審議終了後には、新規入会者の紹介が行われ、本年より加入された3社のうち、2社・2名の方にご挨拶を頂きました。
建設キャリアアップシステム(CCUS)とは、技能者がその能力や経験に応じた適正な処遇を受けられる環境を整備することで、将来にわたり建設業の担い手を安定的に確保することを目的とし、2019年4月より運用が開始された制度です。
この制度では、技能者の資格、社会保険加入状況、就業履歴などの情報を一元的に登録・蓄積する仕組みが構築されています。
本制度は技能者だけでなく、元請・下請の事業者にとってもメリットがあり、実力ある企業が正当に評価される透明性の高い建設市場への転換が期待されています。
しかしながら、全国で約166万人の技能者が登録されている一方で、エクステリア分野の技能者登録はわずか204人にとどまっているのが現状です。
今後、特定の技能を持つ技能者に限定した工事の実施を求める建設業者が増加することが見込まれており、エクステリア技能者においても、早期の登録が強く推奨されます。
なお、エクステリア技能者の能力評価については、公益社団法人日本エクステリア建設業協会が所管しております。詳細は同協会までお問い合わせくださいとのことでした。
当協会では今後も、ブロック建築技能士の育成や業界啓発を目的としたさまざまな活動・イベントの開催、ならびに関係団体との連携を進めてまいります。
引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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総会に先立ち、冒頭では小林会長(有限会社 エクスパラダ)よりご挨拶がありました。 会長は、近年の物価上昇、特にお米をはじめとした生活必需品の高騰による生活への不安感、そしてエクステリア業界が直面する現状について言及。そのうえで、当協会としては「正しい知識と確かな技能を持つ人材の育成」に今後一層注力し、仕事の質の差別化によって安全性と安心感を提供することで、より良い街づくりに貢献していきたいとの方針を示しました。また、こうした啓発活動への会員の積極的な参加と協力も呼びかけられました。 | ![]() |
![]() | その後、綱島専務理事(株式会社 三水工業)の司会により総会が開会され、小林会長が議長に就任。事務局より、出席者および委任状による出席者数の報告がなされ、定足数を満たし本総会が成立している旨が確認されました。 |
・資格講習部会、ブロック診断部会、総務・広報部会による令和6年度事業報告
・令和6年度の収支決算報告と、麻生監事による監査報告
・各部会の令和7年度事業計画案の発表
・令和7年度事業予算案の発表
各議案については、すべて原案通り可決されました。
審議終了後には、新規入会者の紹介が行われ、本年より加入された3社のうち、2社・2名の方にご挨拶を頂きました。
![]() 萩原工業 萩原氏 | ![]() 株式会社one way 石井氏 |
最後に、大島副会長(エクステリア オオシマ)より閉会の辞が述べられ、滞りなく総会は終了いたしました。 総会に続いて行われたのは、セミナーです。 今回は、公益社団法人日本エクステリア建設業協会の副会長を務められている千葉グリーンセールス株式会社の大木氏を講師にお迎えし、「建設キャリアアップシステム(CCUS)」についてご講演いただきました。 | ![]() |
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この制度では、技能者の資格、社会保険加入状況、就業履歴などの情報を一元的に登録・蓄積する仕組みが構築されています。
本制度は技能者だけでなく、元請・下請の事業者にとってもメリットがあり、実力ある企業が正当に評価される透明性の高い建設市場への転換が期待されています。
しかしながら、全国で約166万人の技能者が登録されている一方で、エクステリア分野の技能者登録はわずか204人にとどまっているのが現状です。
今後、特定の技能を持つ技能者に限定した工事の実施を求める建設業者が増加することが見込まれており、エクステリア技能者においても、早期の登録が強く推奨されます。
なお、エクステリア技能者の能力評価については、公益社団法人日本エクステリア建設業協会が所管しております。詳細は同協会までお問い合わせくださいとのことでした。
![]() | 総会およびセミナー終了後は、会場を隣接ビルの「やきとり宮川」に移し、懇親会が行われました。 開会の挨拶は齋藤副会長(有限会社 藤興)より述べられ、和やかな雰囲気の中、会員同士の交流が深まり、有意義なひとときとなりました。 |
引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。